2024.03.29
高蔵寺圏域災害対策会議を開催しました。
今回は能登半島沖地震後にDC-CATとして活動されたれんげ訪問看護ステーションの星野智穂弥様を講師としてお迎えし、被災地での活動状況や所属の訪問看護ステーションのBCP(業務継続計画)についてお話を伺いました。
被災地支援では主に避難者の体調管理や足浴などをされていたとのことでしたが、最も大切な支援は被災された方々が吐露される様々な思いを傾聴することだとおっしゃられていました。
また、災害時には災害関連死数が災害死数を上回る傾向にあることから、避難所での環境を整えることも重要とのことでした。
BCP(業務継続計画)では、所属される訪問看護ステーションで作成されたタイムラインとアクションカードを実際にお示しいただきました。
質疑応答では、参加された方々から「災害時に専門職あるいは事業所としてどのような役割を担えばよいか」や「他事業所間との連携時の個人情報の取り扱いはどうしていたか」などたくさんの質問がありました。
皆さんが震災を身近におこりうることとしてとらえられた有意義な時間となりました。
有事の際に地域の支援者として活動できるように、今後も災害対策会議を情報交換や問題共有の機会として継続的に開催していきたいと思います。
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