脳卒中にならないために。脳ドックは 早期発見への第一歩です。
全く自覚症状のない脳卒中(無症候性脳梗塞)や、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤が中高年層の間で徐々に増加しています。脳は、一度障害を受けますと再生する 能力の低い組織です。重症の脳卒中で寝たきりにならないため、脳ドックによる早期診断と早期からの治療が大切です。特に、高血圧や糖尿病などの方や家系内に脳卒中歴のある方は、ぜひ、脳ドック検査をおすすめします。
1 検査項目 | ①身体測定 |
②MRI(脳断層撮影) | |
③MRA(脳血管撮影) | |
④頸動脈超音波検査 | |
2 検査時間 | 1時間ほど |
3 検査料金 | 22,000円(税込) |
※脳ドックを受けることができない方
MRA画像
大腸がんの早期発見の第一歩です。
内視鏡を挿入せず、検査時の痛みを軽減したCTによる大腸検査法です。大腸を炭酸ガスによって拡張させ、64列マルチスライスCTで大腸を撮影し、コンピューター処理によって三次元画像を作成し、大腸の腫瘍性病変を診断する検査方法です。内視鏡検査と比べて身体への負担が少ないと言われます。
大腸がんにかかる割合は、40歳代から増加し始め、50歳代で加速され、高齢になるほど高くなります。早期発見できればがんを完全に取り除ける可能性がありますので、ぜひ、大腸CT検査をおすすめします。
1 検査名 | CTコロノグラフィー(大腸3D-CT) |
2 検査時間 | 約20分 |
3 検査料金 | 33,000円(税込) |
※妊娠の可能性のある方は検査ができません。
大腸CT画像
脊椎ドック(脊椎精密検査)は、首や腰に負担がかかる作業に従事している方や、肩こりや腰痛等を心配されている方にお勧めします。
脊椎ドックにより重大な疾患が潜んでいないか、あるいは背骨に変形が発生していないかどうかを明らかにして予防策を講じていくことは、健康を保つために大切なことです。
1.検査項目 | ①頚椎コース | ②胸椎コース | ③腰椎コース |
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身体測定 | 身体測定 | 身体測定 | |
頚椎レントゲン (6方向) |
胸椎レントゲン (2方向) |
腰椎レントゲン (4方向) |
|
頚椎MRI | 胸椎MRI | 腰椎MRI | |
骨密度測定(DEXA) | 骨密度測定(DEXA) | 骨密度測定(DEXA) | |
2.検査実施日 (予約制) |
月曜日から土曜日(祝祭日は除く) | ||
3.検査料金 |
各検査 38,500円(税込) 複数のコースをお選びになられる場合、2コース目・3コース目の検査料金は、29,700円(税込)になります。 (例) 頚椎・腰椎の2コースを選択された場合は、68,600円(税込)になります。 3コースを選択された場合は、97,900円(税込)になります。 |
※脊椎ドックを受けることができない方
【結果について】
結果は約1ヵ月後に郵送しますが、結果説明を希望される方は、予約申込時又は検査当日にお申し込みください。後日、脳・脊椎疾患の専門医がご説明します。
脊髄ドック
認知症の多くをしめるアルツハイマー型認知症を早期に診断して、薬で進行を遅らせることにより、健康に過ごせる期間を長くすることができます。この検査は、アルツハイマー型認知症に特徴的にみられる「海馬傍回の萎縮の程度」を調べるほか、数種の検査を行い、認知症予防につなげていただくことを目的としています。
1.検査項目
⇒それぞれの検査項目の詳細内容につきましては、下記の表をご覧ください。
2.検査実施日(予約制)
月曜日から土曜日(祝祭日は除く)
3.検査料金
33,000円(税込)
認知症ドック各種検査項目の内容及びオプション料金 | ||
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1
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事前書面問診 | |
2
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長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R) | 所要時間:約15分 |
●9つの質問からなる言語性認知症スクリーニングテスト検査です。 | ||
3
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認知症スクリーニングテスト(MMSE) | 所要時間:約15分 |
●5つの言語性テスト、6つの動作性テストからなる認知症スクリーニング検査です。 | ||
4
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コース立方体組合せテスト | 所要時間:約45分 |
●赤、白、青、黄の4色に塗り分けられた立方体のブロックを用いて、17種類の模様を作る課題からなる非言語性の知能(IQ)検査です。課題と同じ絵柄ができるまでの所要時間と模様図の達成度を測定します。この検査は、動作性知能の測定、構成力の検査、MCI(軽度認知障害)のスクリーニング検査を目的として行います。 | ||
5※ | 脳MR(MRI/MRA) | 所要時間:約30分 |
●脳萎縮の程度や脳血管性認知症・治療可能な認知症(正常圧水頭症や慢性硬膜下血腫など)の診断ができます。 | ||
6※ | VSRAD(早期病的脳萎縮解析) | 所要時間:約5分 |
●MRI画像データをコンピュータ解析して、海馬などの脳内特殊部位の萎縮が、加齢によるものなのかアルツハイマー初期の可能性があるのかを知ることができます。 |
※5、6の検査については、単独での検査も可能ですので、お気軽にご相談ください。
※認知症ドックを受けることができない方
認知症ドックのオプションとして次の検査をお勧めします。
・MCI(軽度認知障害)血液検査 | 検査料金:22,000円(税込) |
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・ApoE(アルツハイマー型認知症)遺伝子検査 | 検査料金:20,900円(税込) |
オプション検査 ①
※
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MCI血液検査 (アルツハイマー型認知症に関する特殊タンパク血液検査) |
所要時間:採血に要する時間 |
---|---|---|
オプション料金 22,000円(税込) 単独検査料金 24,200円(税込) | ||
●MCI(軽度認知障害)とは、正常な物忘れと認知症の間になるグレーゾーンです。アルツハイマー型認知症の主因がアミロイドベータペプチドが脳内に蓄積して神経細胞がダメージを受けることで発症すると言われており、本検査では、アミロイドベータペプチドへの「防御力」に関わる3つのたんぱく質の血中濃度を調べることで、アミロイドベータペプチドを算定し、軽度認知障害のリスクを解析をします。 (結果は「問題なし」~「専門医紹介」までの4段階でお示しします。) |
||
オプション検査 ②
※
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ApoE(アルツハイマー型認知症)遺伝子検査 | 所要時間:採血に要する時間 |
オプション料金 20,900円(税込) 単独検査料金 23,100円(税込) | ||
●若年性アルツハイマー型認知症は遺伝素因が多いことが分かっています。ApoE遺伝子検査では、アルツハイマー型認知症の発症と密接な関わりがあるとされているApoE遺伝子を調べます。ApoE遺伝子には6組の遺伝子タイプが存在し、特定の遺伝子タイプε4を持っている方ではアルツハイマー型認知症の発症リスクが3倍~12倍高くなると言われています。但し、ε4タイプを持っているからといって、必ずしも認知症を発症するものではありませんが、遺伝的な認知症リスクを知ることで、予防につなげていただくことができます。 (遺伝子検査のため、同意書への記入をしていただきます。) |
※上記のオプション検査①・②は、単独でも受けていただく事ができます。
検査の詳細及び各料金は、検査項目の内容をご参照いただき、お申し込みください。
【結果について】
結果は約1ヵ月後に郵送しますが、結果説明を希望される方は、予約申込時又は検査当日にお申し込みください。後日、脳疾患の専門医がご説明します。
認知症ドック
がんの早期発見の第一歩です。
ほぼ全身(頸部~胸部・腹部・骨盤)のがんリスクを、MRI撮影で調べることができる検査です。検査は約1時間で、痛みをほとんど感じなく、特に尿路系がん(腎がん、尿管がん、膀胱がん、前立腺がんなど)の診断に適しています。一方、胃がん・肺がんの診断には比較的不向きだとされています。そのため、胃部検査や胸部CTとの併用検査(後日)もおすすめします。
1 検査項目 | MRI(1.5T磁気共鳴画像) |
2 検査時間 | 約60分 |
3 検査料金 | 44,000円(税込) |
※MRI検査を受けることができない方
DWIBS画像
〒480-0304 愛知県春日井市神屋町706